2/5 クライストチャーチ②
「11時〜14時の間だけ使える」と
思っていたら、まさかの読み違え。
「11時〜14時の間だけ使えない」とな。
ええ〜…3時間どうするよ…と相談したところ非常に残念なことに別行動に決定。「眠い」とベッドに消えたkosagiちゃんを残し、わたしはクライストチャーチで行きたかったところへ！
公園がなんだか寂しい。オークランドや、この後向かうクイーンズタウンはいろんな人が沢山集まっているから尚更、誰もいない緑の公園がとても静かに感じて心細くなる。
公園を見て不安に思ったのはkosagiちゃんと別れて一人だったからかも？バッパーから歩くこと10分足らず。目的の建物が見えてきました！
カードボード・カセドラル。仮設の大聖堂。
街の象徴だった大聖堂が地震で崩壊したため建てられた仮設の大聖堂。
震災で被害を受けた建物を残すか残さないかとかについてはいろんな議論があるそうだけど(宮城の小学校や、震災じゃないけど広島ドームも然り)、だれのどんな考え方のもと建て直しが決まったのかは気になるな。
今回だとやっぱり、「見るたびに地震のことを思い出してつらい」だったのかな？
中でお花つかったファッションの展示会？みたいなものをやってたけどそれはスルーしてしまい。次いくぞ次！なんせ14時までに帰んなきゃだかんね！
Re:Start。カラフルなコンテナが沢山積み上げられた店舗が並ぶ。お土産店が多いのかと思いきやそんなこともなく、家具屋さんやお高めのお洋服やさん、書店なんかもあってすごーく賑やか！
クライストチャーチに着いてからのここまでの2日間は19時以降に出歩くことが多かったから(それでも外めちゃ明るいんだけどね！)、わいわいした雰囲気にほっとしました。何か記念に…と思ってると、文房具やさんでメッセージカードを叩き売りしてるのを発見！卒業を機に、親に手紙でも書いてみよかな…なんて思いで気づいたらカードたくさん買っちゃいました。あとマグカップで気に入ってた柄のボールペンがあったのでそれも一緒に購入！
賑やかなモールのすぐ近くには「追憶の橋」が。震災の影響でいまは通行不可だったのが残念。
WW1当時、兵士たちは市内の兵舎からこの門を通り駅までの道を行進して戦場へと旅立っていったそう。兵士たちが戦場で故郷を振り返った時に、懐かしく思い出されたことが命名の由来。
威厳のある立派な門でした。早いところ復旧してほしい。
時間も時間だったのでさらに次へ！
川べりはお花がきれいに咲いていて、
川べりはお花がきれいに咲いていて、
タイミングよく、エイボン川をパンティングしているのが見えました。
そんな川を通り過ぎて、目指したのはハグレー公園。意外とあっさり着いちゃった。園内に博物館と植物園があるためか、賑やかで嬉しかった。地元の人たちがお弁当持ち寄ってわいわいトランプしてたのが印象的。
無事に公園内のカンタベリー博物館に到着！
いろいろ見たけどここはそんなに…？なんせ英語がわからないもんで。
オットセイかわいかったよオットセイ。
このへんで時間的にギブ！植物園へはkosagiちゃんを連れてこようと心に決めバッパーへと帰宅。
いつもと違うルート通ったら路電みれてよ！
とかしながら14:15くらいに帰宅。ちょい遅れてすまんよ。即、お洗濯を回してお部屋でごろごろ。この何日かの面倒くさいときのごはんはもっぱらクッキーでした。
見慣れない洗濯バサミを使いながらなんとか干し終わり、コンビニでアイス補給し、合意の上(重要)kosagiちゃんをバッパーから連れ出すことに成功！金曜の夜はカセドラル・スクエアでフードフェスやってるのも引きだったっぽい。よしゃ！
ずーーっと聞きたかったフラットに住んでるもの同士の恋愛事情を聞けてわたしは超スッキリ！kosagiちゃんはちょっとぐったり！しながらいざ植物園。
なんかもう完全に自撮りアンド加工合戦だったことは否めないです。紫陽花は日本の花だって印象があったのでこっちで見れてちょっとびっくりもしたり。
※加工した感じが露骨でひどい
盛れた写真を撮りまくったところで満足したわれらは腹を満たすためいざカセドラル・スクエアへ向かいます。
カッコイイ車みれた！
崩壊した大聖堂がすぐ見えるところで大盛り上がり。
チキンがこれでもか？！って乗ってるパエリアとシナモン味のぐるぐるパン。パンがいい焼き具合で絶品！
もうちょっと食べたい…って選ばれたのはホットドッグなのですが
これなんとラム肉！「なんかバジルみたいなの入ってた」と日本にいる彼に伝えたところ、「もっとレポートしろ！」とのことでお手本の食レポが。
『うわー、このラム肉…口の中にジューシーな肉汁と一緒に、ニュージーランドの牧場の原っぱが広がるような、そんな壮大な香りが広がるね…』
更地には謎アートがあったり、通りすがりの自転車にナンパされた(のかな？)のを無視したら初めて自分に向かってファックユー！って言われて興奮したり、川に石を投げたらkosagiちゃんに女の子だね〜〜！ってバカにされたり愉快な帰り道でした。
一心不乱にラブライブやるkosagiちゃん。
2/4 カイコウラ
朝イチ、バスに揺られること3時間弱。到着しましたカイコウラ！
街自体はとても小さかったからお土産やさんもすぐ見回っちゃいました。キティちゃんのパチもんマグネット買っちゃったよね。
別のお土産やさんで買ったセクシーショットグラスと栓抜きも一緒に。超お気に入りグッズ♡これを超えるヒットは出るのか…？！
そんなこんなしながらホーキーポーキー(キャラメル味)アイス食べたり
(一番小さいのでこのサイズ)
シーフードクラムチャウダー食べたり
調子乗ってインドのサリー買ったり。
クラムチャウダー、シャケめっちゃ入ってて嬉しかった〜！パンにはいっぱいオリーブオイル塗ってあって幸せでした。うまい。伊勢エビのお料理は値段的に諦めた。無念。
青くて長いサリーがめちゃ気に入ったのに$86もしたから断念しちゃった。結果、その半額ほどのかわいい緑のサリーを購入。日本に帰っても一番着れそうなのがたのしみ！
羊ちゃんverのウォーリーを探せTシャツが欲しかったけど、踏ん切りがつかずに諦めちゃったのが未だにちょっと後悔…どっかで見つけたいな。
あとこの鳥って肉食だし仲間内で食いあったりするんだって。こわこわ。
そーんでもっていざ海！！！わーい！！！すぐテンション上がる！！！砂浜じゃなくて海までずーっと石なのね。砂利。若干陽炎ゆらめいてるくらいだったから、サンダル脱いで歩いたら熱くて熱くてしょうがなかった。
海岸沿いを20分くらい歩いて辿り着いたのが
KAIKOURA KAYAKS！
受付してくれたお兄ちゃんがめちゃイケメンだった…。家族でやってるみたいで、パパと鼻がそっくりでなんだかほっこり。こんなお家に生まれてたらわたしはどうなってただろう…？継いでたのかなあ…「家業」への憧れが強いのは親が公務員だから？なんの話？
同意書にサインしてその場で簡単な説明。Chineseのファミリーとあとは海外からの観光客、合わせて2人乗りのカヤック5台分。英語でレクチャーがあったので全くわからずつまんなかった…！リスニングはどうなる問題でもないなあと痛感。
10分ほどバンに乗ってSouth Bayへ。いろいろ装着して漕ぎ方講習。超暑かったし全然何言ってるかわからなくて再びテンション下がり始めたのはここだけの話…。「前に方向を決める人、後ろにはstrongに焦げる人が乗ってね☆」と言われて即、前がいいです！って主張したのは申し訳なかったと思ってる。すまないkosagiちゃん。受け入れてくれてありがとう…。
そんな感じで、おじさんに後ろからカヤックを押されていざ出港〜！
こーんな感じ！もーすっごかった！めっちゃ海藻浮いてるの！！
まだ足がつくくらいの深さの時点から「こわい！あーこわい！やば！！」って連呼するkosagiちゃんとそれに爆笑するわたしのカヤックは、しばらく最後尾をキープ。
「緑のブイを目指してね」って言われてたもののわたしはそもそもブイを見つけられなかったし、その上、左に行きたいときは右を漕ぐ(逆も然り)のだけど、『左に行きたい』を「右！右！」と声かけしちゃうので息の合わないことこの上なく。単細胞だから行きたい方じゃなくて漕ぐ方を声に出しちゃう癖は直りませんでした。ごめんよ。
時々サボって後ろのkosagiちゃんに任せたりしながら沖へ沖へ。
もうかなり深いところまで進んだところで、ばちばちっ！て水の音がしたからすわオットセイかと身構えていたら不意に魚がびちびちっと跳ねるのが見えた。えっ？！魚あんなに跳ねる？！とか言ってたら、実はなんと案内人のおっちゃんがカヤックで魚釣ってたってオチ。やけに跳ぶなと思ったわ！
そのあとカヤック乗ったまま魚締めて血抜きまでしてたよおっちゃん…慣れすぎだよ…案内してくれ…。
オットセイ！！泳いどるやんか！！携帯防水バッグ入れとるから写真撮れへんやないか！！って感じだししかもカヤック的にも最後尾だしで唯一撮れたのがこれ。
確かにオットセイいたんですよ…！！
まあなんとかオットセイ見れたしほっとして、えらい岩のあるところや、そんな岩に海藻が全面に張り付いてるところを抜け、正直これ以上沖に進むのかい…もうオットセイ見れたしええやん…なんで陸向かうねん…？という思いが喉まで出かかったところで急にみえてきたオットセイの群れ！！！いっぱいおるやん！！！
写真に難ありとか言っちゃだめ。
10頭くらいはいたのかな？泳いでるやつもいて、華麗に潜ってました
すーごい近くに来てくれるやつもいたから、カヤックでまたも最後尾にいましたがとっても楽しかったです。
無事に陸に戻り終了、と思いきやここからが危なかった。3:50発のバスでクライストチャーチに戻らなきゃいけなかったところ、なんと船着場に帰ってきたのが3:20。カヤック乗り場までバンで向かってしまうと走っても間に合わない！
英語の話せないわたしはkosagiちゃんを説得し倒し、なんとかおいちゃんにお願いさせることに成功♡ おいちゃんはちょっと渋ったものの？バス乗り場まで送ってやるよと言ってくれました〜ありがたやありがたや。
さっと支度を済ませおいちゃんの車の前で待ってるのになかなか戻ってこない…と思ったら！なんと釣った魚をお客さんに分けてました。えー…いやいいんだけど…バスの時間…！ちなみにこのとき3:30。気が気じゃないわけ、こっちは！いやお願いしてるんだけどさ！！
ゆらりと戻ってきたおいちゃんは気さくないい人で、バス乗り場までカヤック引いてわたしたちを送ってくれました。本当にありがとう〜！
ギリ着いた！間に合う？！とか言ってたら、まさかのバスが定刻に発車しない！！いやいやいやいや！！乗れたからよかったんすけどね…。
そんなこんなで、クライストチャーチ行のバスでは爆睡。kosagiちゃんとは隣同士、わたしのお隣のお兄ちゃんには寝てよっかかりかけたり、休憩で外出ようとするのを阻止してしまったり迷惑かけましたごめんなさい。
クライストチャーチに着いた時間的にもうどこも空いてなかったので、スーパーでパンプキン味のとニュージーのワインを購入♡
kiwi柄のパンツ栓抜きがお気に入りすぎてビール買ったみたいなところある。
いまのところこの旅でMaxのお気に入り度を誇っています。
2/3 クライストチャーチ①
クライストチャーチ空港に着き、スーパーシャトルで直接バッパーに向かいます。
おなかすいた！買い出しいこう！ってスーパーに向かう途中でCathedral Squareを通過。キャリーごろごろしなくていいから楽！2人で$29だから助かりました。お部屋はまあ古いながらもきれいで快適でした。泥だらけも想定してたのでね。
いずれは取り壊されて新たな大聖堂が建てられるそう。
てくてく歩くこと30分。途中にsexyなお店見つけて
テンション上がったりしながらスーパーに。ひたすらお菓子を買い込む私たち。しまむらっぽいお店でいい青色のカーディガンも購入！ゴロゴロ転がるカートから商品を1つずつ台に乗せるのだけど、頑張ってカートごと持ち上げたらkosagiちゃんから笑われた。だってわかんないんだもん！！
テンション上がったりしながらスーパーに。ひたすらお菓子を買い込む私たち。しまむらっぽいお店でいい青色のカーディガンも購入！ゴロゴロ転がるカートから商品を1つずつ台に乗せるのだけど、頑張ってカートごと持ち上げたらkosagiちゃんから笑われた。だってわかんないんだもん！！お気に入りのねむ色サンダルともここで出会いました
(写真はカイコウラのもの)
17時過ぎてたからスーパー以外のお店はマクドナルドに至るまで全部閉店しててびっくり。遅くまでやってた日本食屋さんで夕飯。
2/2 オークランド
オークランドにてワーキングホリデー中だった、10年来の友人であるkosagiちゃんに会いに来ました。ノリで言ってたのが本当になってしまった。
会うのは2015年の正月以来なので1年振り。2/1〜2/16まで、南島を中心にじっくり巡ります。
そわそわしてたらあっという間に出国手続きを終えちゃって拍子抜けしたけど、いざ乗ってみたら至れり尽くせりのサービスで感動！
のっけからテンション上がって『バクマン』で号泣をかまし。予習だー！と思って『ホビット』の3作目みてよくわからず、順番違うことに気づき1作目を寝ながら見たりなんかして。まあ、結局ホビットのところ行かなかったんだけどね☆機内食は赤ワインにビーフシチュー！peachに慣れきった私には信じられない贅沢…！
オークランド空港へ着いたら着いたで、
タバコが一箱に何本入りなのかわからずに空港のお兄ちゃんとおばちゃんを困らせたり、SKY BUSの受付が分からなかった上に「return ticket please！」って言ったらめちゃ笑われたり(未だに理由わかってない)、降り場がわからなくてkosagiちゃんと超速メッセをしたりしながらなんとかQueen streetに到着！久しぶりの再会を果たせました。
オークランドをふらふら。初のご飯はまさかのChinese…ひょっとしたらJapaneseかも？
キャベツが固めなのは仕様みたい。
Queens wharf に着いたところで、
kosagiちゃんとボーイフレンドのJがおもてなしをしてくれるとのことで16時までまさかの別行動。
kosagiちゃんとボーイフレンドのJがおもてなしをしてくれるとのことで16時までまさかの別行動。とりあえずViaduct Harbourのほうまで向かって"シティ・オブ・セイルズ"を堪能。
久しぶりの運動で疲れてひとやすみ。
ここまで隠すなら写真上げなきゃいいのでは？という気もしたけどまあいいか。リゾート感だ！
優雅な暮らしに慣れてないために、外でゆっくり休むことが上手にできなかったのですぐ出発しようとするも、海水浴おわりの金髪美女が「セ/ッ/ク/ス」とでかでかと背中に書いてあるＴシャツを着ているのを見てしまい思わずガン見。とってもかわいいお姉ちゃんとイカつい兄貴カップル、これは意味を知らないのか…それともネタか…？！計り兼ねましたがどうすることもできず、次の目的地に向かいます。
ちょこちょこお店に寄るものの、金額の相場がわからずビビって何も買えなかったのが情けない！迷いつつ辿り着いたのはAlbert Park。
ここ坂がキッツくて長崎かと。フリスビーしてたり、おじいちゃんとおばあちゃんがベンチで語らってたりと憩いの場でした。あまりの誘惑に負けて、木の下の草むらでごろん。草の匂いが懐かしくて風が気持ちよくてうとうとしてたら、風で飛ばされた私の帽子を碧眼の美青年が届けにきてくれて…なんてロマンスもなくしっかりキャップ握りしめて寝てました。ただの無用心。
まあ、空曇ってたけどな！
もうすぐkosagiちゃんカップルと約束の16:30でしたが、必殺「せっかくだし…」を発揮した結果美術館へ。貧乏性ここに極めり。
なんかすごかった(小並感)
そんなこんなでkosagiちゃんカップルと図書館で合流！わたし完全に寝起きでした。よくここまで無事だな。
あまりのラブラブっぷりに胃を重くしながらも買い出しでスーパーへ。なんか全体的に量多くて笑った。
kosagiちゃんのフラットにて、Jが素敵なディナーをご馳走してくれました！ノロケに当てられまくったけど、中でもサイコーだったのはkosagiちゃんのfavoriteポイントがlegsだってこと！ベイクドパスタとローストビーフ＼(^o^)／本当はラザーニャの予定だったらしいけど、Jが器を忘れたからこうなったそうな。かわいい。
5時半くらいからずーっと鐘が鳴ってました。1時間半くらいずーっと。超うるさくてそれだけでしばらく笑ってられた。
韓国のお酒SOJUはショットで一気しなければならないらしく(そんなわけあるか)ちょっと酔った。日本酒とはまた違うかな…なんなんだろあれ…
ジョニーさんのとこにリビングステイしてたら火事(未遂)になり行き場を失ったマコちゃんと2人でソファで爆睡。スカイタワーきれいだよ
オークランド2日目、2月3日。日本では節分だそうな！完全に忘れちゃってた。Jのフラットにお泊まりしてたkosagiちゃんに起こされ、クライストチャーチに向かうため、お昼ごろにフラットを出てSKY BUSでオークランド空港へ。バス停がすっごく分かりづらいの…！
そしてそのバス停でみつけちゃったのがこれ。
気にならないっていう方が嘘！メンズのストリップらしい(まあそうだろうな)。このポスター見てたら、通りすがった工事のお兄ちゃん2人組のうちイケメンの方が「こいつそれに出てるんだよー！」なんて言うもんだから「えっじゃあ見に行きますね！」なんて軽口を叩きたかった(英語力不足)。結局笑うしかなくて、でもなにより面白かったのはそのイケメンの方のお兄ちゃんが蛍光オレンジの作業着ベストを裏表に着てたこと。かわいかった♡
そうしてこうしてオークランド空港に舞い戻って参りまして向かうはクライストチャーチ！
機内食のかわりにフードサービス選べたのでしっかりワイン飲んじゃいました。リッチ…♡
2時間弱ほどですぐに到着。バッパーへと向かいます！
はじめました
自分の文章が好きだ。
誰から何と言われようとも、私は自分の書いた文章が好きだ。
自分の一番好きな文体で、自分の経験を言葉にして残すために、ブログを続けてみようと思っている。始めるには遅すぎたのかもしれない。大学も卒業を前にしてこんなことを。ばかげている。そう思う。
きっかけとなったのは交換ノートだったのだろう。中学校3年生のとき、担任の先生の計らいで、クラスの席で組まれた「班」ごとにノートを回す。席替えが行われるまでの一か月間、たまたま近くに座っているクラスメートと文章でやり取りをする。それだけ。各班のノートを読んだ担任が、“よかった文章”をクラス全体にシェアする。わたしは、どうしても選ばれたかった。載っていなかったときはとてつもなく凹んだ。課題や予習よりも優先して、回ってきたノートにかじりついた。それくらい、自分のことばが好きだと思っていたし、みんなに読んでほしかった。
大学生になり、新聞記者のインターンに参加したこともあった。でも、わたしはその道へ進もうとしなかった。なぜか？こわかったからかもしれない。やりたい、というほどの熱は持てなかった。それでいいと思っているが、なぜ踏み出せなかったのかは自分でもわからない。
結局は羨ましかったのだ。ジャニオタたちに、たくさんの「読者」がいることが。私にも、私の経験にも、私から生まれる言葉にもそんな価値がある。それを証明したい。その一心である。
自己満足。だけど、きっと１０年後、少し恥ずかしい思いをしながら、それでも未来の私だけは、この文章にだって酔えるのかもしれない。それを楽しみに、続けてみようと思う。
劇団四季コーラスライン@自由劇場 11/5
照明が落ち、真っ暗な中でてきたのは稽古場…かと思いきや実はオーディション会場。ザックという演出家？が指示を出す。
バレエ初めてすぐの子や元気すぎるやつなどいろいろいるけどなんだかんだと進んでいく。「仕事が欲しい」という歌…。
ザックは客席を通り二階(？)へ。ここからザックはマイクを通して声だけの出演に。
一人一人自己紹介。芸名、本名、出身と年齢。全員。
ちょっと長かった…でもここが肝なんだよね。ただの「ラインの一人」としか見られない一人一人にももちろん名前があって、強い気持ちで踊りに打ち込んでる…。
肌色レオタードのシーラがセクシーすぎて…！恒川愛さん、調べたら新体操やってたそうな。どうりで…。イイオンナ感が尋常ではない！最後合格発表で名前を呼ばれた時の悟り方、表情が辛かったああ。
あと好きだったのはヴァル。整形の女の子。ダンスの評価は10点、容姿は3点！この歌もめちゃかわいかった〜！
ザック「もし、踊れなくなったらどうする？」ここでディアナが歌うのがこの歌、
What I Did for Love ～愛した日々に悔いはない～
歌詞がだってこんなん…刺さる刺さる。
思いがけず推してる俳優のことを考えてしまった。
one 日本語詞
ワン ひとつの夢 胸にいだいて
ワン ほほえみもち 誇り高く
ひとつひとつ きらめきあえば
孤独など 忘れさせるよ
ワン ひとめだけで 誰も夢中さ
世界にひとりの人
ウー！ すごい！ その魅力に
みんな ただうっとり
みごとな人
たぐいまれな魅力 自信
あふれる笑顔で
見つめられたら最後
素敵 不思議 可愛い 強い
言葉じゃ言えない
特別な魅力
断然 光輝く チャーム
誰もが夢中さ
ひとめ見たらみんなとりこ
心乱す あでやかさ
気まぐれ ゴージャス
ときめきと夢と愛
あの空に高く
輝く 大きな星さ
誰もが
ひとりひとり素晴らしい人
ワン ひとつの夢 胸にいだいて
ワン ほほえみもち 誇り高く
ひとつひとつ きらめきあえば
孤独など 忘れさせるよ
ワン ひとめだけで 誰も夢中さ
世界にひとりの人
ウー！ すごい！ その魅力に
みんな ただうっとり
みごとな
みごとな
みごとな人
＝＝
英語／English
[Boys]
song writers再演7/24
@シアタークリエ
町田のホテルに泊まったのち、『犯罪』を読みつつ日比谷に向かおうとしたら小田急が人身事故で止まっていました。こんなの…はじめて…！なんとか開演に間に合い無事観劇。
今回は半額になる学生チケットで、18列4番と後方下手寄り。クリエは段差がしっかりしてるから観やすくて大好き。
主演の屋良朝幸さんは名前聞いたことあるくらい…でしたが、なんとジャニーズで、嵐のワイルドアットハートやcrazy moonを振り付けていた方だそうで！道理でとってもダンスがきれいでした。
お話としては、
エディ(作詞家:屋良朝幸)とピーター(作曲家:中川晃教さん、なんと仙台出身)は幼馴染。
♩アイムソングライター
詞を書くのが運命
ちょっと切ないこの気分も
魔法の言葉で色をつけりゃ
街中のロンリー・ハーツとキスできる
曲づくりが人生
彼らが『秘密があれば』という曲をつくったところ、これが親友の音楽ディレクター・ニック(武田真治)のボス(これがまた)のお気に召した！
「てんこもりです！good news！」
契約？！デビュー？！と盛り上がるも、ニックから課せられたのは「歌姫の発掘」と「ミュージカルを一本仕上げる」こと。だがなんと偶然にもエディは前の日の晩、キャバレーにて田舎者だがセクシーでとっても歌の上手なマリー(島袋寛子)を見つけていた。
そしてエディは、マリーの力を借りつつミュージカルを作り始めるも、現実と物語の世界が交錯し始め…？！
というお話。
幕が開けてすぐ、
エリックがいなくなって絶望に暮れるピーターの独唱(これだけで泣ける)から始まったので、ああ、バットエンドなのかも…と思ったのですがとっても素敵なハッピーエンド！まあ、そうなることは途中の曲で予感していたけど、とても気持ちのいいところにストンと落ちてくれたお話でした。
中川晃教さんのお歌とダンスがとーーーっても素敵で惚れこみました。動きがキレッキレで、ふと手をあげたりジャケットを翻す一瞬のアドリブというほどではない癖がセクシーで惚れ惚れ…。CDとライブ映像、機会があれば買っちゃおうかな。あとポツリと突っ込むような話し方が超超かわいい。ピーターがかわいいのか中川さんがかわいいのか判別がつかなかった。
1幕は、しっかりたっぷり世界観というか、コンセプトのようなものを示してくれた印象。がっつり歌うこと歌うこと。人物同士の関係性が見えるってきっと大事なんだろうな、なんて思ったり。
付き合っていた恋人、家族とさえも縁を断ち切り、潜入捜査官として7年もの間カルロ達に力を貸す振りをしてきたジョー(仮名)。
ビジネス＼麻薬！／ビジネス＼売春！／
ビジネス＼騙し！／ビジネス＼恐喝！／と宣言して憚らず、終いには「チャ〜オ☆アメリカ！」(※ここのダンスキュートすぎだしうえたくさま脚長すぎてもてあましてた)なんて、まさかの自由の国万歳と歌いだしちゃうようなろくでもない彼らをようやく一網打尽にできるチャンスがやってきた。と、思ったらなんと別れた愛しのパティに刺されてしまうジョー・・・
「言えないことが、たくさん、あったんだ、、、」
ジョーーーーーー！！！！；；；；；；；
エディ「ストーーーーーーーーーップ！！！」
ええ〜〜！！
エディ「どうしてこうなっちゃうんだよ？！カルロ達を捕まえてハッピーエンドになるはずなのに！パティもこんな短絡的なことするような女じゃない！もっと冷静だもん！ちがう！はいやり直し！戻って戻って！」
アッ交錯ってこういうことね〜〜なるほど〜〜！！
エディの脳内で繰り広げられる「ミュージカル」の世界。でも、世界を行き来するようなSFとは一切異なるのが、この作品の肝であり面白いとこでした。あくまで「脳内のイメージ」というだけの話。
ハイハイ、じゃあ戻って戻って！あのシーンからね！と指示されて『ハーイ(右手上げてポーズ！)』と良いこのお返事する悪党ちゃんたちがキュートこの上ない。
なんやかんやでやり直した結果、なんとエディの脳内ミュージカルの世界に新しく現れたのは音楽ディレクター…ではなくジョーの上司(か同僚)で刑事のニック！エディ曰く「全く似合ってないヘンな格好。それにしても俺の想像ってば貧困。現実の世界のトモダチの顔しか出てこないんだもん、、、」
