2/6 テカポ① 湖、トレッキング
朝早起きしてプラムを齧る。甘くて爽やかでうまい！また買う！
30分くらいキャリーをごろごろ転がし、博物館のあたりのバス乗り場から、テカポに向け出発です。南島初めてのアクティビティにわくわく！
おお〜牛〜！このときはめっちゃ天気良かったのに、クライストチャーチを出てから天気が曇る曇る。
途中の休憩でパン食べました。
かぼちゃがとってもシンプルにかぼちゃだった。パイあっためない方がおいしかったかも。休憩所でも雲が結構厚くて、これは星空無理かな…なんて半分くらいはもう諦めモード。天気予報も曇りときどき晴れくらいで望み薄。もはやクイーンズタウンの星空ツアーを検索するどころか申し込む算段までバッチリつけていました。
近づいてくるとびっくり！
晴れてる！！
晴れてる！！！
晴れてる〜〜！！！！！
お昼過ぎに到着したバッパーもオシャレでイケてました。テニスコートとハンモックあった。虫多かったけど。虫超いたけど。
晴れてたことでテンション爆上がり。キャリー置いて、日焼け止め塗りたくって、やたらBBクリームも口紅も厚くして気づいたら張り切りケバケバモードで急いで湖へ。
きれいだよー！！！青いよー！！！
道がパッサパサで砂が舞う舞う。高校のグラウンドみたいだねって笑ってた。
橋を渡って、
「善き羊飼いの教会」と「バウンダリー犬の像」を見てきました。犬はともかくとして、教会はすごくよかった…。はじめはゴシック様式で設計されていたのに、テカポ湖の風景に合うようにシンプルかつ素材の持ち味を活かすデザインに変更されたそうな。gj！！
ただねー…観光客多過ぎだよねー……雰囲気台無しやねん……。
中に入ってからの景色がこれまた。
しみじみと、美しい景色に浸ろうと思いきや隣でkosagiちゃんが放った一言、
「わたし、教会嫌いなんだよね…」
うそーん！
なんでも高3まで好きでもないのに家族で教会通いをしてたそうで、辟易してたとのこと。通ってたのは知ってたけど苦手やったんね…正直すまんかった。
教会すごくよかったからここで結婚したい。宮島…もよかったから2回やりたい。もうこうなったら相手は違ってもいいよね！
あと一応犬。
主にわたしが盛り上がりまくっており、湖までいって水遊び。
脚が……太い……………！！
そのときはそんなこと気にせず、どころかジーンズ濡れるのも構わず「きゃ〜！水つめた〜〜い♡」とリア充謳歌してました。
そんなわたしに対し、
いやcoooooooolかよ！って思わずカメラロール見ながらツッコみました。静と動かよ！
わたしの気が済んだところでバッパーに戻って休憩…させませんでした！テニスがしたい！と言い張り、渋るkosagiちゃんをアイスで宥めて乗せるまでに。
ちょろいぜ☆(怒られる)
これ、kosagiちゃんのマンゴーの方がよっぽど美味しかったつらい。
テニスやろ〜ってゆるゆるコートに行ったら、隣で小4くらいの子供が父親と叔父みたいな関係っぽい人と真面目に練習しててやり辛かった…。お互い日本人だから余計に。
実は硬式やるの初めてなわたしは、力の加減がわからずバンバンホームランを連発。めちゃくちゃkosagiちゃん走らせましたごめん。
10回ラリー続けよう！って目標のもとでしたが、結果最高9回…8回？ま、まあ初心者同士そんなもんさ！でもそのおかげでウサギちゃん発見できたからよかったじゃん！☆
テニスを終え、17時に一度ツアーのところに時間の確認に行かなければだったのでそれまでそれまでバッパーで待機。久しぶりの無料Wi-Fiのありがたさを痛感しながら、配信がスタートしたばかりのでんぱ組.incで『ファンファーレは僕らのために』をずっと聴いてました。そろそろ行くか？ってときにkosagiちゃんが必殺「電話」、チート技を発揮！
『本日決行、22時にアース&スカイに集合』という情報を得たのでなんと行かずに済んでしまいました。
でも何かしたいわたしは、いろんな人の旅行レポを読んで行きたいと思ってた湖畔レストランにサーモン丼を食べに行こう〜と駄々を捏ね、生魚がダメなkosagiちゃんに付き合ってもらいました。本当ありがとう。
18時の開店前に着いたのに、もう予約で満席ですとのこと。しぇー！わたしの好きな顔だったアジア系のお兄ちゃんに翌日朝11時に予約してもらって、結局バーガーショップへ。気になったスプリングロールを頼んでみたら大きめの春巻きでした。そりゃそうか。
お土産やさんをめぐってバッパーに戻ってまいりました。
kosagiちゃんは帰りにネコちゃんに会えてご満悦。
よかった。
よかった。kosagiちゃんがバッパーに戻るというので、ちょうど19時から一人寂しくトレッキングをスタート。
ね、綺麗でしょ(見せつけ)。
正しいルートがわからずにずっと砂利道歩いてました。湖が本当にきれいすぎて、一歩進んでは眺め、二歩進んではため息が出て、全然進まない。カメラロールこんな感じ。
手入れしてるのかしてないのかようわからんようなお花がたくさん咲いてて、それも見てて楽しかったな。
湖の周りを少しだけぐるっと歩くDomain Walkは30分くらいで片道をクリアしてしまい、そこはかとなく物足りなさを感じるわたし。
このまま真っ直ぐ行ってもそんなに風景変わんないしなー。おみやげは見切ったし、せっかく来たなら一番スッゴいところからやっぱ湖見ときたいじゃん？いや見たいかどうかっていうよりもつか極東くんだりからわざわざ来といて見とかないともったいないよね？損だよね？損でしょ！
【22時までに集合場所】か【21時30分までにバッパー】の約束を果たすと心に誓いつつ、登りました。まるで気持ちは走れメロス！(ちがう)
NO！貧乏性！
YES！そこに山があったから！
先にいた8人組くらいの外人のイケてるお兄ちゃん達、4人は下で登らない組、4人は50mくらい登る組で分かれており、大声で何やら相談してましたが、なんて言ってるのかわからんわたしは気にしない振りして登る組兄ちゃんたちを追い抜いていきました。
歩き始めて5分、
死ぬほど後悔した。
そりゃそうだよね、普段運動してないのにこんな急勾配無理だよね…そりゃ息もあがるわゼイゼイするわ！でも後ろからイケてる兄ちゃんたちの話し声がする！！いやいやいやいや！！絶対このゼイゼイを聞かれてたまるか！恥ずかしい！だってもしかしたら「この後…一緒に星見ない？」って声かけてもらえるかもしれないのにその芽を摘むようなことはできない！どーしよ、でもまだ200mしか進んでないしなんならまだトレッキングルートっつかただのスパへの入り口だし、止まって息を整える選択肢はナシ！えっじゃあどうする？どうしようもないよだって追いつかれちゃう
あ、追いつかれなければいいんだ……！
ペースを上げました。
無理に無理を重ねてみました。－同士を掛けると＋になる的な？いややかましいわ！
本当死ぬかと思ったけど生きてるんだから人間ってタフだわー。すげー！
やべーよやべーよ、リアルガチにやべーよ、これもういつ諦めよう？！絶対無理だわ！と思いながも登り始めて15分ほどでなんとか山の中腹あたりであろう、開けたところに到着！
うん……まあきれいだけど木……。ここでもう既に結構高かったからね〜！お水飲んだり写真撮ったり休憩してたらイケてる兄ちゃんたちもすぐ到着、その後すぐ別のグループの話し声するな…？と思ったらなんと登らない組のお兄ちゃんたちでした！びっくり！早！
お兄ちゃんたち8人組は合流して颯爽と登って行きました。体力の差…。運動しなきゃですね…口だけにならないようにせねばね………！！
なんとかお兄ちゃんたちについていこう〜と思って出発するも、リスタートして5分も経たないうちにぼちぼち限界に。死ぬ…！ついにお兄ちゃんたちもいなくなり、このまま夜を迎え登ることも降ることもままならず、スターツアーにも参加できず汗で冷える中明日を待つのか…！ってとこまでは考えた。
だけどやっぱり「せっかくだし」精神が強かったわたしはなんとか登りました。なんとか歩いて歩いて、
ほとんど登りきった〜〜っ！！イェーーーーーッ！！
あとはあの丘を登りきるのみ！ここまできたら風がすっごく冷たくて少し寒かった。湖はまだ見えないんだけど、威厳ある山々が西日に照らされた景色は圧巻。
iPhoneのカメラとわたしの技術では限界…。感動はかなり覚えてるんだけど写真じゃ再現できない！あ〜一眼レフほしい(けどすぐ物欲に昇華させたがる癖は直したい)。
山頂ギリギリ近くにあったのがマウント・ジョン天文台。
近づきたかったけど体力が限界でした。ここまで車で来れたんだろうなあ〜なんて頭を過ったけどきっと自分の足で登った達成感はひとしおだぞ！と奮い立たせ、もう一踏ん張り。そして20:09、ついにその時が…！
しゃ、写真じゃイマイチ伝わらりきれないかもしれないけど…！！もう、それはもうきれいだったんです…！！
上に登ってやっと初めて一望できるってくらい大きな湖で、その周りをそっとお家が囲んでいて、古くから変わらない雄大な湖とその暮らしを見たような気がしました。
風が強くてもはや寒かった。厚めのパーカー持ってってよかった！
写真で伝わりづらいのは高さかもしれない。
これとかだってそのへんに湖ありそうだもんね！？超遠いのに！
ちなみにこのとき既に20:15。明るいよねぇ…。
湖もとっても素敵だったのだけど、個人的にはサンセットが熱かった。太陽が照らす、なにもない山が信じられないくらい美しく見えました。
で、死ぬほど自撮りはしたんだけど、やっぱり遠くからも撮ってほしい…！！！わたし的には同志であるイケ兄たちとなんなら一緒に撮りたかったけどそれは勇気が出ず。3人のカメラ小僧と、ビール飲みだした5人のパリピに別れてしまってた兄ちゃんたち。近くにいてかつ目があったのが超好みのイケメンカメラマンだったので、一度目を逸らしちゃったけど勇気を出してsay！
「エクスキューズミー、キャンユーテイカピクチャ？」ーsure！
ワーーーーイ！
イケメンたくさん写真撮ってくれてました！全然盛れてなかったけど！
兄ちゃんとも喋れて満足したわたしは急いで山を下ります！
帰りはもーうルンルン！足の重さもなんのその！何度かふらついたけど、調子乗ってずっと関ジャニ聴きながら歌いながら山を下ります。
木々の間から見えたサンセット。
急にゴツい自転車がゴリゴリっと後ろから迫ってきてめちゃこわかったりしたけれども、なんともなく山の麓へと帰り着きました。登りはじめたご夫婦とすれ違ったときには自分からハロー！と言えるまでにはコミュ力も養われた登山でした。ハッピー！
