2/6 テカポ② スター・ツアー
21:00ごろ山の麓へ到着。クライマーズハイがずっと続いており、ワッハッハーとか聴きながらバッパーへ。
夕暮れのテカポ湖はお昼よりも雰囲気がありました。スーパーで買い物してきた帰りのおじいちゃんとおばあちゃんが仲よさそうに帰っているのを見てほっこり。あんなふうになりたいなあ。
約束の21:30ギリギリ10分前くらいになんとか帰宅!kosagiちゃんはもう出ようとしてたそうな…ひどいよう…
お腹がぺこぺこだったのでチョコバーも食べて栄養チャージ。春巻きだけしか食べてなかったもんだからしょうがないよね!
テンションMaxハイなわたしにkosagiちゃんは引き気味だったけど、星空観測が終わったらバーで一杯やる約束をして、アース&スカイに向かいます。
受付に行くなり、かわいいおねいちゃんから「〓さんですか?」って声をかけてもらい、指定されたワゴンに乗車。バスに足をかけて乗るなり急に日本語の嵐。おお〜落ち着く〜!と思いきやよく聞くと、
「これ違うよ!」「なんで乗ってきたの」「だれ?」「添乗員さん?」「このバスはうちらのやで、ほんまにこれって言われたん?」「なんでや、もう座るとこないで」「バス間違えたんちゃう?」「これ日本人のやで」
え、えぇ〜〜………なんも言えない………わ、わたし日本人やで……こわい………ちょっと涙目で一度降りました。ショックすぎてそこからの記臆があまりないけど、最終的には受け入れてもらい、一番後ろの端っこにkosagiちゃんとちょこんと座ります。なんでもわたし達以外は名古屋だか関西だかからのツアーのおじちゃんおばちゃんグループだったらしい。異端者が入り込んできて気持ち悪かったのはわかるけどそんなに排斥しなくても……!!ちょっと心が折れかけたけど、バスが動き出し、赤いライトが配られてからは星空に向けてモチベーションがあがってまいりました!
まあやっとくよね!
20分ほどバンを走らせて、コーワンズ・ヒルに到着!車のライトもスモールでしか点けないんだから徹底してる。
展望台の灯り以外は真っ暗な丘でツアー開始。22時だと、さすがに太陽は沈んでいるものの空はまだ青みがかっていて、西の方はまだ残照も残ってました。
少しずつ目が慣れ出すと、沢山の星が見えてくる。
まず教えてもらったのは念願の南十字星!
夏のNZでは逆さに見えました(写真通りの見え方)。すっごい明るくて感動!オリオン座もひっくり返ってた。kosagiちゃんが「日本と違って星がたくさん見えすぎて、オリオン座探すのに時間かかる…」と言ってたけど本当にその通り。星で明るいなんてよく小説では言うけど本当だとは!
最初全然見えなかったけど目が慣れると見えるようになってきてそれもまた感動。
愉快なおねいちゃんが、小マゼラン星雲の近くにあるきょしちょう座(巨嘴鳥座)、球状星団について教えてくれました。近くにある星どうしがそれぞれの重力で引き寄せられてぎゅっと集まって一つの星のように見えているんだってー。へー。
望遠鏡でみたらこんな感じに見えました。万華鏡やダイヤモンドのようだという感想があがる一方カビだとかとも言われるそうで、添乗員さんもそれを楽しみにしているそうな!そんなプレッシャーを掛けられ、恐る恐る見てみたわたしの感想は「iPhoneの割れ」。近くのおばちゃんたちもあとから見たkosagiちゃんもみんな笑ってくれたから当たってるんだと思う。
あとはすばる星団(渋谷…!)も教えてもらいました。
星何個見える?って聞かれて、6つくらい見えるな〜えっ9?11は見えないよ?嘘じゃーん!とわいわいしてたらガイドの渋おじさんが「これね〜100個とか200個とかあるって言われてるんですよ〜」おお〜〜すげえな〜〜!
※数億って言ってたような気がしてたんですが、ググったら100個〜200個らしいそうです。
中でも一番すごかったのは天の川。本当に見えるんだ…!
これ素敵なお話聞いたんです。有名な星座の話かもしれないけど。
それを含む星座にボートの形があって、それが夏の天の川のスタート。天の川を太平洋に見立てて、大海原を渡り、最後に南十字星=錨を下ろして天の川がおわる。
なんかもうちょっと素敵な話だったんだけど微妙な感じに終わってしまった。要加筆修正です。
天秤座はまだギリギリ上ってなくて見れなかったのだけちょこっと残念、でも本っ当に満足!素敵な星空を満喫しました。今度はマウント・ジョンのほうにも行ってみたいな〜!誘惑に勝てず、砂だらけの地面に寝転んで空を見上げたけどもうそれはそれは最高に気持ちよかったです!
バンでオフィスまで送ってもらい、勢いでポストカードを爆買い。加えて、かんわいい星空ネックレスが欲しくなったけど、一晩置いて様子を見ることに。
夜空見上げながらさ〜〜一杯やるぞ〜〜♡って気でいたのにたったの一つもお店空いてなかった…。こっちは自動販売機もないのでビールすら買えず、泣く泣くバッパーへ帰宅。ハンモックに揺られて木の陰から覗く星たちにうっとりしながらお部屋に帰りましたとさ。
テカポ本当にいいところで大好きになりました。星がきれいなところに住みたいってこういうことかあ〜。また来たいな!あっ、きっと結婚式挙げに来ます!